夢の解釈
夢がもたらす意味を探るために必要な手順をいくつか述べてみましょう。
■ 夢の筋書き
夢は劇的構成をもち、一つのドラマになっているので、そのあらすじをつかむようにします。そして、そのあらすじが示すテーマ、例えば「逃避」「対決」「救済」などについて考えてみます。
■ 夢の背景
夢の場面や状況、そこに現れる事物について考えてみます。夢の背景や場面は夢のテーマの枠組を示す場合が多いです。
■ 夢の登場人物
夢に現れる人物やその役割、動物や生き物について連想してみます。人物や動物は自分の心の内面を表していると考えるとその意味が理解しやすくなります。
■ 夢の中の行動や動き
夢の中で表現される行為や行動、動きの意味を考えます。
■ 夢の中の感情
夢の中の登場人物の感情や、夢を見たときに自分が感じた気持ちについて考えてみます。
■ 夢の中の象徴
夢の中の事物、人物や動物が何を象徴しているか考えてみます。その場合、神話や昔話などに表現されている象徴的な意味が参考になる。また、夢にはいくら考えてもわからないものが現れたりするものですが、なぜそんなものが現れたのか、なぜそんなことをしたのか、「なぜかわからない」ことが何を象徴しているかについて考えてみます。
このような手順で、現実的な側面と内面的な側面の両方から夢についていろいろ考えてみることです。さらに、夢を対象化しないで、夢の中に入って感じてみることも大切です。
また、いくつかの夢をシリーズと考えて、そこに何らかのテーマか示されていないか考えてみます。夢の言葉、例えば名詞、動詞や形容詞などに着目すると、そこに一貫したテーマが示されていることもあります。
しかし、いくら努力してもなかなか意味のつかめない夢は、無理に解釈しようとしないで、わからない夢はわからないままにして、夢が新たに展開するまで待ってみることが大切です。