これはインドに伝わる 惑星宝石学惑星数智学 の研究から導き出された占術です。

本質数運命数 に当たる石を活用することで、あなたの人生がより豊かなものになります。この2つの数字は、生年月日から簡単に算出することができます。

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惑星宝石学

紀元前に編纂されたインドの聖典ヴェーダでは、宇宙も私たちの身体も、「地・水・火・風・空」の五大要素によって構成されていると説いています。このヴェーダの知識に基づいて、人と惑星と宝石の関係を知り、宇宙の本質や生き方を探究する学問が「惑星宝石学」です。

宇宙にある無数の星の中で、惑星宝石学において重要なのは、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥの九つです。 現代の天文学上では、太陽は恒星、月は衛星となりますが、ここでは惑星宝石学の考えに基づいて惑星と表記します。

また、ラーフとケートゥは、月の軌道と太陽の軌道が交わる点(交点)を表したもので、計算によって導き出された実在しない観念上の星です。ラーフは日食、ケートゥは月食を起こす惑星とされていますが、九つの惑星は実存する惑星ではなく、宇宙に存在する一種のエネルギー体としてとらえたほうがよいでしょう。

そして、それぞれの惑星に対応するパワーストーンが、惑星宝石学によって導き出されています。たとえば、太陽に対応するパワーストーンはルビー、月に対応するのはパールです。自分の惑星の石とされるパワーストーンを身に着けることによって、簡単かつ最も効果的に惑星のエネルギーを受け取ることができ、さらには、パワーストーンが人生の目的を叶えるための手助けをしてくれるというわけです。

人生のテーマや魂の向かう方向性というと哲学的に聞こえるかもしれませんが、そんなに難しく考える必要はありません。

人は九つの惑星の中から、一つの星を選択して生まれてきています。そして、それぞれの星に特徴があります。たとえば太陽ですが、惑星数智学では「1」という数字と対応します。この数字は、固有の意味や象徴するテーマを持っています。ヴェーダにおいて太陽は九つの惑星の中心であり、強烈なエネルギーを発しています。それは、生命にあまねく降り注ぐ光、つまり「愛」を象徴しているというわけです。また、月は数字の「2」と対応し、「謙虚」を象徴するというように、各惑星はそれぞれ意味を持っています。

この数字が持つ意味こそが、あなたが選んで生まれてきた人生のテーマとなるのです。

人生に影響を与える9つの惑星

太陽

9惑星の中心をつかさどり、父性や権威を象徴します。太陽の光線は、強い情熱や勇気を与えてくれます。

月の光線は、精神と無意識レベルに影響を与えます。愛情、友情、奉仕などの感情がわいてきます。

木星

木星は、最も幸運な吉祥の星として扱われます。信仰心、サービス精神、慈愛の精神が豊かになります。

ラーフ

ラーフは正確には惑星ではなく、月と太陽の北の昇交点(※1)です。試練も耐え抜く強い精神力が与えられます。

水星

その動きの速さから、機敏さの象徴とされています。記憶力、論理性、賢明な判断を得ることができます。

金星

金星は愛を象徴する惑星で、母性をつかさどります。繊細さ、楽しさ、上品さ、芸術性を与えます。

ケートゥ

ケートゥも正確には惑星ではなく、月と太陽の南の降交点(※2)です。集中力が与えられ、創造的になります。

土星

楽観的で無責任な精神を正す、教師の役割をするのが土星です。誠実さを得て、正義感が豊かになります。

火星

権力、力、勇気の象徴です。火星の光線は、高いレベルでの精神性を求め、情熱、俊敏さ、勤勉をもたらします。

惑星数智学

「地・水・火・風・空」の五大要素の根本である空は、数と振動の世界です。すべてのものは固有の振動を持つとされ、その振動は数に置き換えることができます。ですから、数字はすべての情報を表していると考えられているのです。そして、ヴェーダ(紀元前に編纂されたインドの聖典)では、森羅万象(宇宙で起こるすべての出来事)は1から9の九つの数字に集約することができるとされています。その法則を、数字を通して理解しようとする手法・学問が「惑星数智学」です。

本質数

「本質数」は生涯を通じてのメインテーマを示す数字であり、「生きる目的」と「魂の持っている固有の資質」の二つを示します。

「生きる目的」は、今世(こんじょう)だけで達成するのではありません。輪廻転生の中でいくつもの人生を通して達成していくと考えられます。それほど重要なテーマであり目標なのです。

行き先がわかれば、道は進みやすくなります。本質数によって生きる目的が確認できると、進む方向が納得できて悩むことが少なくなります。同時に、自らが陥りやすい問題点を知ることができるので、大きなトラブルを避けることもできます。

もう一つの「魂の持っている固有の質量は、本質的に自分がどんな人間であるかということです。

自分はどんな特徴を持った人間であるかを知ると、人生の目的を達成するのが容易になるばかりか、これまで自分がとってきた行動の意味がよく理解できるようにもなります。

「自分らしく生きる」とは、人生をどのよう生きたらいいかを端的に表現するとてもいい言葉です。自分らしく生きることは、本質数によって示される生きる目的と固有の資質を知り、運命数の内容を活かしていくことで可能になります。

本質数の求め方

生まれた日から計算します。
一けたの誕生日はそのまま、二けたの場合は一けたになるまで足していきます。

例. 3日生まれの場合

本質数は「3」

例. 14日生まれの場合

1 + 4 = 5
本質数は「5」

例. 29日生まれの場合

2 + 9 = 11 → 1 + 1 = 2
本質数は「2」

運命数

運命数は、本質数によって示される人生の目的をサポートし、人生をより豊かにするための、いわばサブテーマを示す数です。

運命数は、主に35~40歳の間から大きく影響を及ぼします。人は、乳児期、幼児期、成長期、青年期、中年期、老年期というライフサイクルの中でさまざまな経験をし、魂の目的の達成に近づいていきます。赤ん坊は「寝ること、お乳を飲むこと、泣くこと」が仕事ですが、成長とともにできることがふえ、進む方向の幅が大きくなります。

運命数の影響か強くなる35~40歳とは、人生の方向を確たるものにし、豊かな人生へと花開き始める時期です。言い換えると、この時期に強く影響を受けることがその後の人生を大きく左右するのです。

運命というと、自分の意志に関係なく、逃れられないめぐり合わせのようなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、そういうことではありません。長い人生の問には、何かにつまずいたり、トラブルに出くわしたりすることもあるでしょう。そんなときにあなたをサポートし、より豊かな人生へと導いてくれるのが、運命数なのです。

ちなみに、運命数はいきなり現れるわけではなく、20歳代から徐々に現れ始め、35~40歳の間に最も強くなり、それが生涯続くことになります。

運命数の求め方

西暦で表した生年月日から計算します。
生年月日の数を、一けたになるまで足していきます。

例. 1985年10月25日生まれの場合

1 + 9 + 8 + 5 + 1 + 0 + 2 + 5 = 31
3 + 1 = 4
運命数は「4」