「気」とは?

風水の考え方を理解するには、まず「気」という概念を理解する必要があります。それは、ひと言でいうなら、大地に充満するエネルギーのようなものと表現してもよいかもしれません。

私たちのまわりには目に見えない、強力なエネルギーの流れがあまねく存在しています。その中にはよいエネルギーもあれば、悪いエネルギーもあります。

そして重要なのは、「気」は感応しあうという点です。つまり、エネルギーの流れとともに、調和か不和、健康か病気、繁栄か貧困のいずれかがもたらされるのです。

古代中国では、地球をめぐり、さまざまな場所で噴出している「気」というエネルギーをいかに上手に扱うかが研究されていました。そして、"大地の気は風に吹かれると散ってしまうが、水によって蓄えられる"ことを知り、このエネルギーを効率的に留める方法が考え出されました。これが"風水"です。要するに、風水とは大地の気の流れを読んで、いかに暮らしやすい環境を整えるかという技術なのです。

風水術においては、幸運をもたらすエネルギー、すなわち「生気」を活かすことが重要です。生気は曲がりくねりながらのびていきます。

風水術でもうひとつ重要なことは、凶運をもたらすエネルギーの流れ、いわゆる「殺気」を避けることです。風水師は、寝室、居間、職場、食堂その他の暮らしの場所で、こうした目に見えぬ殺気に触れたり、殺気をまともに受けたりすることをとにかく避けるようにと忠告します。

次は「陰陽」について学びましょう。

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